ラッタッタな毎日

終焉 感動の跡

「眠狂四郎無頼控」
東京凱旋公演、千秋楽、無事終焉!!!
終焉 感動の跡_b0079437_10353215.jpg


前回、舞台終盤にある5分の長い殺陣シーン終了後、狂四郎が静かに語りだす、
その息が全く上がっていない様子に驚愕した点について記載しましたが、
それは、やはり容易にやってのけていた事では無かったそうです。

長時間続く激しい殺陣シーンで当然心拍数は上がり
それを無理やり器官の筋肉を硬直させ、呼吸軌道に圧力を掛け、
呼吸が上がるのを抑える。
これで一糸乱れぬ、静かな立ち振る舞いの狂四郎が出来上がるのだ と。

激しいダンスを4分間、踊り続けた後の呼吸の荒さ、息苦しさを知っていますから、
それを無理やり抑える苦しさは簡単に想像出来て、ちょっと気分が悪くなりました。

この訓練は事前から取り組み、公演中も舞台前2時間以上のトレーニングを続け
体力的には持続させて来られたそうですが、予想以上に身体には負担が掛かり、歪み、
首、腰、膝の激痛がGACKTの身体を襲い、
公演終盤、その痛みで睡眠も良く取れず、結果、疲労はピークに達して居られたようです。

全国6都市、東京凱旋公演を含めて120回の舞台。

文字通り、身体はボロボロでしょう。


ブログによると凱旋公演を終えての感想は、

「疲れた」
「やっと、この痛みから解放される」


あの強靭な肉体と精神の持ち主‥(これも私の勝手なイメージかもしれないけど、)
GACKTにこう言わせるほど、過酷な舞台だったようです。

この事について書かれた日記を凱旋公演千秋楽を観覧した直後読んで、
愕然としました。

観客として驚嘆し、感動し、舞台を単純に楽しんでいるそのウラには
こんなに壮絶な事実がある。

当たり前なことだけど、
凄いものを創るのに、人を感動させる素晴らしい舞台を創るのに〝ラク〟は無い。

GACKTの赤裸々な想いを読んで、
なんとなく申し訳ない気持ちになりました。
私の身体の痛み、ツライなんて事とは‥きっと比較にならないでしょう。

とにかく今、想うことは、

GACKTが無事生きててくれてよかった‥

これに尽きます。
終焉 感動の跡_b0079437_10404478.jpg


GACKT狂四郎は
確立された!


と、私は思います。  まあ観覧した誰もが思う事でしょうけど。034.gif


そんなワケで現在、毎度陥る〝プチ・鬱〟中のアタクシです‥ 。
by azusa_nikki | 2011-03-02 11:23 | GACKT | Comments(8)
Commented by みつばち at 2011-03-02 12:30 x
す・・・すごすぎる!
G様の強靭な肉体もだけど、精神力がハンパない。
どうしたら強い精神保てるのかしら。と素朴に思ってしまうほどすごい。
これがプロなのね!

プチ鬱・・・抜け殻状態のあずさちゃん、ゆっくり余韻にひたってください!
Commented by azusa_nikki at 2011-03-02 13:21
>みつばちさん
凄いでしょ~~~?!
でも、ご本人も言ってるけど、終わって良かったよ。
寂しい気持ちもあるんだろうけど、終わって良かったって。
だって、マジ寿命が縮まるじゃーーーーーーんっっ!!!(T T)))))
もう、肉体も精神力も強く無くてイイ!
平和に過ごそうよ~~~GACKTぉ~~~~~(> <。))))ウワーン!!!
‥と、プチ鬱なだけに超ネガティブなアタシなのでした。。。
Commented by kayojazz at 2011-03-02 14:55
落語の5代目円楽も、高座で口が上手く回らずその場で引退を決めたそう。
それだけ舞台、「板」の上はギリギリまで使い果たすところなんだと思いました。
ストイックなその精神、だからこそ感動を呼ぶんだね。
そこまで身体をコントロール出来るのは、ホント凄い!!

プチ鬱・・・私も今凹み中・・・お互い癒していきましょう。
Commented by azusa_nikki at 2011-03-02 15:11
> kayojazzさん
舞台の上では↑のようなウラ事情を全く感じさせなかった。
千秋楽カーテンコール、最後の最後までGACKTのその立ち姿は凛として美しく‥
今、想うと泣けてきます‥(- -。)ウ‥  (何せプチでもなんでも鬱なもんで^^;)

そんな凄さをいつも見せつけてくれるGACKTに、
また惚れ直しちゃうワケです(*^o^*)))))キャーーーーーーーー!!!
え"(・ ・)木蓮さんもウツ???
Commented by upnikki at 2011-03-02 15:25
や~~~~、も~~お疲れ様でした。 G様もあずさちゃんも。

あの激辛なデヴィ夫人さえも絶賛した今回の舞台。
日頃のライヴでも妥協なきステージを繰り広げるG様が、満身創痍で眠狂四郎を演じ切り、今まで以上に世に彼の存在を知らしめることになりましたね。
まさに 「GACKT狂四郎は確立された!」 ・・・ 御意!

心・技・体、すべてをコントロールし、長い公演期間中それを維持し続け観客に満足を与えることは素人から見ても容易ではないことは分かります。

G様の疲労回復、あずさちゃんのプチ鬱回復を蔭ながらお祈り申しあげマス。
Commented by azusa_nikki at 2011-03-02 15:53
> upnikkiちゃん
え?アタシ(・ ・) GACKTは分かるけどアタシ???
ま、確かに、〝鬱〟に陥るほど、毎回GACKTのステージには
(モチロンGACKTに及ばないにしても)体力、精神力を掛けて臨んではいますが、、、

そーね、うーぴーちゃんに教えて貰ってデヴィ婦人のブログを拝見して、
我事の如く嬉しく、喜んじゃったアタシでした(^ー^*))))ウフ~ン♪♪
でも、そうやって人を納得させる、衝撃的な感動のウラにはこんな凄い事情が在るんだね~
正に 心・技・体  舞台は格闘技だったんだなって今回つくづく思いました。
殺陣は文字通り格闘技だけどさ。

徐々にこの余韻から覚めねば‥ 洋舞もあるし‥ (- -。)))
Commented by ぽこ at 2011-03-05 11:00 x
ひぇ~~~~!?!?!そんなこと出来ちゃうの??
そこまであのG様を心身ともに追い詰めてしまうとは・・・・(><)
もう「お疲れ様でした!」の言葉では称えきれない!!
いただいた感動を、一生大切にせねば!って思うよね(T T)
Commented by azusa_nikki at 2011-03-07 09:19
>ぽこちゃん
出来るのね~~~ G様ならではの気愛においては。
ホントに「お疲れ様でした」の言葉だけじゃ申し訳ないので‥ どうしよう?って感じです。
プロの舞台、その中でもG様はそのチカラを異常なまでに突き詰める方だと思われるけど‥
だから離れられないのよね~‥(- -*)
今回の感動もホント一生モンでした!!!
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ダンス中心、猫中心に生きるあずさの日々

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